個人での過払い金請求は和解交渉が上手くいくかどうかで、回収できる金額が違ってきます。

自分で過払い金を請求することは可能?注意点・メリット・手順まとめ

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過払い金請求は自分でできる?

過払い金請求を自分でやろうと意気込む男性

過払い金請求には、多くの方が「プロに任せるもの」というイメージを持っています。
そして実際、ほとんどのケースで弁護士や司法書士と言ったプロに請求手続くを依頼することが多くなっています。

 

しかし、だからと言ってプロに任せなければ過払い金請求ができないということではありません
専門的知識を持たない方であっても、自ら過払い金請求を行うことができるのです。

 

過払い金請求を自分で行う際の流れ

過払い金請求をプロに依頼する場合には、依頼者本人が行うことは非常に限られたものになります。
ですが、プロに依頼せず自分で過払い金請求を行うとなれば、様々な手続き・作業を1人で行わなければならなくなります。

 

実際に自分で過払い金請求を行う際の流れは以下の通りです。
  1. 金融業者から過去の取引履歴を取得する
  2. 取引履歴を踏まえて引き直し計算をし、請求する額を決める
  3. 金融業者へ過払い金請求を行う
  4. 金融業者と和解交渉を行う
  5. 裁判所へ過払い金返還請求訴訟を提起する
  6. 裁判と併行しながら過払い金返還金額の和解交渉を行う
  7. 過払い金が返還される(金融業者から口座に振り込まれる)

 

これが、自分で過払い金請求を行う際の一連の流れです。

 

和解交渉が重要

個人で過払い金請求を行う場合に重要になるのが、金融業者との和解交渉です。
この和解交渉が上手くいくかどうかで、実際に回収できる金額が大きく違ってきます

 

多くの金融業者は、個人が過払い金請求を行ってきた場合には、「0円和解」または「減額和解」を提案してきます。
金融業者としては、「専門知識を持っていない素人だから折れるだろう」と考えているわけです。
ここで請求者が気を付けるべきことは、安易に妥協しないということです。
過払い金請求は当然の権利であり、全額回収したとしても請求者が不利益を被ることはありませんから、毅然とした態度で交渉を行いましょう。

 

自分で過払い金請求を行うことのメリット

過払い金請求を自分で行うメリット

自分で過払い金請求を行うことのメリットは、何と言っても費用を抑えられるというところにあります。
一般的なケースでは、弁護士や司法書士に依頼することの多い過払い金請求ですが、プロに依頼するとどうしても費用が嵩んでしまいます。
その点、自分で必要な手続きを全て行えば、そうした費用は一切不要となります。
自分で過払い金請求を行うことで、以下の費用を節約することができます。

 

相談料 1時間当たり5000円~1万円
着手金 1業者当たり約2~3万円
報酬金 1業者当たり約2~3万円
成功報酬 返還された過払い金の内の約20%
減額報酬 借金の減額分の約10~15%

 

プロに依頼せず自分で過払い金請求を行えば、これらの費用は一切不要となります。
特に、過払い金が少ない場合には、回収できるお金よりもこれらの費用の方が大きくなってしまうことがありますから、プロに任せていては差し引きの結果マイナスとなってしまいます。